CONTENT
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
画像一覧
|
![]() DECCA/DL8701 THE BLUES ARE BREWIN’ ビリー・ホリデーレビュー2回目のこのアルバムは、デッカ(イギリスで設立されたレコード会社。アメリカに子会社として1934年に設立)に残された1940年代のSP音源です。 1940年代は吹込みストライキやら、ビリー自身麻薬治療で入退院を繰り返したり、はたまた1年ほど麻薬所持で投獄されていたりで、30年代に比べてレコーディングが少ないです。 いつものごとく曲の解説はありません。メンバーについては、アルバムの裏から書き写してはいますが、間違い等あるかもしれませんが、その辺はお許しください。 (実は、この作業が一番手間かかってます(笑)) さてこのレコードですが、まずジャケットがよろしい。ちょっとぼやけた感じですが、僕には高音部をしっかり歌い上げるビリーの姿がしっかり伝わってきます。 このレコードを中古レコード屋で見つけたときは、一も二もなくゲットしたんを思い出します。ビリーのレコードというんは勿論ですが、ジャケットに惚れたんです。僕のお気に入りのジャケットの1枚で店にも飾ってます。いわゆる「ジャケ買い」ですなぁ(まぁ、あたまに外れもありますが・・・)。 少しレコードの内容にふれますと、片面に1曲ずつあのサッチモと一緒に歌っている曲が入っていて、この2曲がまたよろしい。 映画「ニュー・オリンズ」でも共演していますが、この二人の掛け合いはやっぱり聴かせてくれます。この2曲聴くだけでも、このレコードは値打ちありますよ。 この時期のビリーは、麻薬・恋愛関係・母親の死等いろいろあって30年代に比べて声にハリが無いとか衰えたとかいろいろ言われています。確かにそう感じる部分も無きにしもあらずですが、全盛期やとか衰退期やとかの評価は、僕はあんまり好きではありません。そのミュージシャンの生き様そのものがレコードに残されているわけで、環境・年齢によって変化するんは当たり前やと思います。ビリーに限らず、麻薬をやったからとかアルコールが過ぎたからダメになったとかよく言われたりしますが、当時の黒人の生活状況からしてやむを得ないもんがあったように思います。 いろんなことのあった30年代のビリー。けどこのレコードにはそんな中でもしっかり歌って伝えようとしているビリーの姿が僕には思い浮かびます。 まぁ、じっくり聴いてみてください。 #
by favoriteslp
| 2015-07-29 17:00
| アロワナはジャズを聴くのか?!
|
ファン申請 |
||