CONTENT
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
画像一覧
|
![]() (COLUMBIA/CL934) ***** Harry Carney - baritone sax John Willie Cook – trumpet Duke Ellington – piano Paul Gonsalves - tenor sax Jimmy Hamilton - tenor sax Johnny Hodges - alto sax Quentin Jackson – trombone William "Cat" Anderson – trumpet Willis R. Nance – trumpet Russell Procope - alto sax John Sanders – trombone Clark Terry – trumpet James Woode – bass Britt Woodman – trombone Sam Woodyard – drums ***** こんにちは。 今回紹介するレコードはエリントンのレコードの中でも 結構有名な作品だと思います。 私が生まれるちょうど1年ぐらい前、 昭和30年のニューポートジャズフェスティバルでの エリントン楽団のライブアルバムです。 野外の録音で、お世辞にもええ音とは言えませんが、 一言すごいレコードです! 当時のエリントン楽団のソロイストとしては、 アルトサックスのジョニー・ホッジスと テナーサックスのポール・ゴンザルベスは 必ずといっていいほどフューチャーされました。 SIDE2の1曲目『Jeep's Blues』はおなじみ ジョニー・ホッジスをフューチャーしています。 曲としては短めですが、相変わらずホッジスはええソロとってます。 さて圧巻は、SIDE2の2曲目『Diminuendo In Blues And Crescendo In Blue』です。 ここでは、ポール・ゴンザルベスの超ロングソロを聴くことができます。 会場の雰囲気もノリノリで、 おそらくエリントンもご機嫌だったんでしょう。 ゴンザルベスのソロの直前から自ら手拍子を始めて、 ゴンザルベスもバンドも全体をぐんぐん乗せていく そんな様子がわかります。 ゴンザルベスはあのモゴモゴした音で どんどんソロしまくっていきます。 エリントンがうまいこと乗せて「まだ、まだ。いけ!いけ!」 みたいな感じで声をかけます。 ロングソロですが見事にパターンが違うんです。 ようあんだけフレーズが湧き出てくるもんです。 会場全体が興奮して盛り上がっていくのが レコードから伝わってきます。 ゴンザルベスのロングソロが終わると、 ぴしっとエリントンのソロが入って エンディングに向かっていきます。 バンド全体が盛り上がっているのと、 先ほどのゴンザルベスのソロに触発されてか、 エンディングのキャット・アンダーソンも 恐ろしいくらいのハイトーンで吹きまくってます。 ゴンザルベスという人は、 演奏中にステージから崩れ落ちたりとか いろんな逸話のある人らしいですが、 そんな事はほんまどーでもいいんです。 とにかくこのゴンザルベスのすごいソロ、 エリントンの乗せ上手、バンドの盛り上がり、 観客の興奮、全てを堪能できます。 あ~、ジャズが好きで、エリントンが好きで、ほんま幸せです。 次回レコードレビューは4/17(水)の予定です。(2013/03/27)
by favoriteslp
| 2015-07-29 16:40
| アロワナはジャズを聴くのか?!
|
ファン申請 |
||